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【備忘録 思索の扉】 第十二回 日本一の中国語の授業(?)「実践中国語」

2020.01.14

 

2016年度に本学一般教育部で外国語の発展プログラムを開始して以来,4年が経とうとしています。

私の担当する中国語の分野では,当時は「スキルアップ中国語(3)」がまず始まり,その後,その延長として,(4)から(6)までが開講されました。

そして,一定の成果があったのを確認し,2018年度からは「実践中国語」と科目名称を変更して,本学の副専攻プログラムの1つにまでなりました。

日本において,中国語の必要性は今後もますます高まっていくであろうことを考えると,こうして着実に成果をあげられていることは,とても光栄なことに感じます。

さて,今回は,その成果の様子を学内外の皆さんに少しでもお知らせするべく,受講した学生たちから,これから学ぶ学生に向けたメッセージを募集して,この場を借りて紹介することにしました。私からの宣伝ではなく,学生たちの実感のこもった声として,是非,読んでもらえれば幸いです。

 

  • まずは,今年1年間,2年生として「実践中国語Ⅰ」を学んだ学生たちのメッセージを4つ紹介します。

 

人間文化学科・Mさん(2018年度入学生)のメッセージ

你好!! どうか飛ばさず読んでください!!

大学1年の頃から中国語の勉強を続けている者です。

この大学では「日本一の中国語の授業」を受けることができます。私たち2年生はこの1年間、ピンインのみを使って中国語を学んできました。会話をすることが大きな目的なので、ピンインを先に覚えるという方法はとても効率が良いのです。漢字を習う時間を省く。漢字を書けるようにするための時間をとらない。そうすることによってまず、最も大事な「文法」を理解する、その場で文をつくって話す、声調を意識して上手に発音する、喋った内容を聞き取る、といったことが1年間のうちにできるようになります。

「漢字書けなくて読めないなんて、中国語やってる気がしない。」「今年1年間必死で漢字覚えたのに来年全くやらないなんて…。」と思った人がきっといるでしょう。中国語なのにピンインのみの授業スタイルが新鮮だからそう思うのかもしれません。このオリジナルの授業は、大変なことを先にやっておく、といえると私は思います。漢字が大前提だという意識はなくしていい気がします。なんと漢字は、ピンインよりはるかに短い期間でしかも楽に覚えることができます。日本語とかぶるものが多く、英語のようで英語でない表記のピンイン(+声調記号)の暗記ほど苦労しないからです。最近私は中国語検定の過去問を解いてそれに気づきました。漢字をやっていなくても4級で7割以上取れました。

これが「小羽田誠治老師」による最強の授業法です!!!!!「習った言語が使える」が実現します。私はまだまだ中国語で自然な会話をすることができません。それでも、なんかいろいろできるようになってきた、というのは事実です。「我是日本人。你是中国人吗?」くらいしか言えなかったあの頃の自分とは全く違います。今では小羽田先生の授業から離れることができません。私は、中国語を選択された皆さんに引き続き勉強することを強くおすすめします。

私はこのまま中国語を4年間勉強し続けたらどうなるのか…と考えただけでドキドキしてしまいます。「1年勉強したから十分!」皆さんはそう思っているのでしょうか?大学の学びは1年ごとに区切られるものなのでしょうか?長く続けようと決めて、実際に勉強し続けることができたとしたら、卒業する頃の自分はきっと「あの時やめなくてよかった」と思うに違いありません。

「4年間大学で何をしてきたのか?」

答えの1つとして「中国語」。皆さんどうですか?

 

日本文学科・Kさん(2018年度入学生)のメッセージ

この授業は、まず単語を覚えることから始まります。語数が多い為すぐにはマスターできません。一年の頃一生懸命頑張っていた私でも、わかる単語以上に知らない単語があって苦戦しました。日々の努力の積み重ねが必要な分、しっかりと勉強を続けていれば、確実に力になると思います。毎回の授業で単語を(暗記した)使った作文を日本語に沿って行いますが、覚えてるかどうかで文を作れるかが変わるので、一緒に学習している生徒と、一緒に行うことで互いに刺激し合いながら、毎授業一人一人必死に作文をしています。

がんばる程自分の自信につながり、中国自体にも興味がわく程になります。大学で何らかの外国語を習得するのはとても有意義なことだと思います。本気で中国語を習得したい人には必須だと思います。

 

日本文学科・Kさん(2018年度入学生)のメッセージ

新しい世界が見えます。単語を覚える量が多かったり、文章作りが難しかったりと負担は大きいかもしれません。でも、それを乗り越えていけば楽しくて楽しくて仕方がなくなります。「自分ってここまで出来るんだ!?」という発見があり、自信がつき、挑戦し続けられます。努力したその先に見える新しい世界に少しでも興味がある方なら、受けて損はないと思います。“日本一の授業”です(笑)。

 

英文学科・Mさん(2018年度入学生)のメッセージ

「実践中国語」を履修しようと思っている英文学科1年生のみなさまへ

この授業を受けて、中国語ができるようになってくると、第2言語の英語に影響が出て、勉強自体が嫌になる時期が来ると思いますが、「自分の中国語力が伸びたんだ!」と胸を張ってください! 私も今その壁を越えようとしている所です!

[P. S.]ESLには中国語を知っている先生が1人いるので、ESLで英語と中国語でお話しできます!

 

 

  • 次に,上級クラス(2019年度までは「スキルアップ中国語(5)(6)」,2020年度から「実践中国語Ⅱ」)に進んだ学生たちのメッセージです。

 

日本文学科・Eさん(2017年度入学生)のメッセージ

「実践中国語」は、単位やいい成績を取るためではなく、本当に中国語ができるようになりたい!という学生にとって最高の授業です。

みなさんは中学・高校で英語を、大学1年生で英語と中国語を勉強してきたと思いますが、学校で習う外国語は「読めるけど話せない。」「知ってるけど使えない。」ということが多いですよね。私も一緒です。

でも、「実践中国語」の授業では、実際に会話ができるような中国語力を身につけることができます。私はこの授業で学んだ中国語をボランティアやアルバイト先で毎日のように使っています! みなさんは中国語を使って何をしたいですか?

ぜひ、みなさんには単位や成績のためではなく、自分自身の能力向上のために、「実践中国語」の授業を受けてほしいなと思います。

 

心理行動科学科・Iさん(2015年度入学生)のメッセージ

「スキルアップ中国語(5),(6)」を受講したら、実践的に使える中国語が身につきます。私は(5),(6)を受講後、台湾に1年間の留学に行きましたが、3日目くらいから自分でも驚く程すらすらと話せるようになりました。それは日本で勉強した「スキルアップ中国語(5),(6)」の実用性が高く、台湾に来る前から既にあらゆる場面で使える中国語がインプットされていたからだと思います。だからこそ台湾では多くの人と交流や旅行をしたり、プレゼンテーションをしたりと、たくさん中国語を話す機会に恵まれました。「スキルアップ中国語」を受ければ、留学しても問題ないくらいの語学力が身に着くと思います。

一つの言語を習得するには、実際に話す習慣を作ることが大事です。週一回「スキルアップ中国語」に出席し、自由に会話することにより、半年後はどの学生も見違えるほど上達します。私は大学3年次、自分の中国語能力がここまで伸びると思っていませんでした。卒業しても、中国語を活かしていきたいです。

 

 

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学生メッセージの所々に出てくる「日本一の(中国語の)授業」というのは,元々最近の私の宣伝文句で,客観的な根拠は何もない,私の独善的な主張だとも言えるのですが,それが単なる独りよがりな誇大広告ではなく,学生の皆さんにも実感してもらえていること,嬉しく思います。

大変だがその努力が実を結ぶこの授業で,多くの学生の夢を叶えられるよう,引き続き頑張って参ります。

 

(小羽田誠治 中国語・東洋史学)

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