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生活文化デザイン学科准教授 松村光太郎

2009.12.21

こんにちは。生活文化デザイン学科の松村光太郎です。

 生活文化デザイン学科は、2009年春に、家政学科から発展してきた旧・生活文化学科を新しいスタイルに変えた学科です。
 大きく変わった点は、建築士の受験資格です。従来、二級建築士(実務経験2年)だったものが一級建築士(実務経験最短2年)になりました。もちろん、教職免許や司書教諭、学芸員などの資格も、従来どおり取得することができますが、こうした変更にともない、生活文化デザイン学科では建築関係の講義や演習が多くなりました。私は新しくなった生活文化デザイン学科の一員として、学生と一緒に様々なことに取り組んでいます。

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私が担当しているのは、建築・インテリア関連の中で、特に建築やインテリアに関わる材料の特性などを学ぶ「建築材料」や、建築の耐震性などを学ぶ「建築構造力学」という授業です。
 高校生の皆さんをはじめとして、一般の方には難しいと思われる分野かもしれません。しかし、本学ではその導入として、中学や高校の数学や理科の復習をデザインと絡めた授業から始めています(デザイン基礎数学:図1)。

0912matsumura02また、低学年の時には、「練習より先にゲームを!」をモットーに授業を展開しています。これは、難しい公式などを先に覚える(覚えさせられる?)授業…… 野球でいうなら素振りやキャッチボールなどの練習、バスケットボールならドリブルやパスなどの練習……を先にしていくのではなく、紙模型などを利用して実際に模型を壊す実験を行ったり、実際の建築材料を使って様々な造形物を製作するゲーム的な授業を行い、まず様々なことに興味を持ってもらうことからスタートしています(環境文化基礎演習:図2)。

生活文化デザイン学科では、このように、基礎的な授業や演習から始めて、応用へと発展させるようなカリキュラムを実施しています。目指すは「人をシアワセにする女性建築家」です。

 さて、大学では、通常の授業や演習だけでなく、3~4年次には、授業を発展させた研究を行います。いわゆる卒業研究です。大学を卒業する上での最後の壁といっても良いでしょう。
 私の研究室には、建築系の授業を選択している学生だけでなく、教職を目指していたり、生活形態や流通経済などを学ぶライフコース・マーケティングや衣装の文化などを学ぶ服飾・生活造形など、様々な授業を選択している学生が入ってきます。そのため、卒業研究のテーマも様々です。
 建築・インテリア系のテーマとしては、新しい建築材料の開発を行っています。特に、日本古来の土壁に着目して、現代の建築スタイルに合わせた新しい土壁を開発する研究を行っています。

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また、ライフコース系では、雪国の生活に着目して、雪国で暮らす上での新しい住まい方などを研究しています。
 さらに、服飾・生活造形系では、私のお気に入りアーティストであるaikoのジャケット写真やステージ衣装などに着目して、その変遷などの研究をしています。また、aiko関連では、心理描写が多いaikoの歌詞が、どのような情景描写として捉えられているかという研究も行っています。
 研究以外では、「浴衣祭」と称し、夏に浴衣を着て授業を受ける期間を設けたりしています(図3)。もちろん、私自身も浴衣で授業をしています。
 このように、様々なスタイルの学生に対応できるように、私自身が日進月歩で勉学に励んでいます。

ところで、大学生活では、大学の講義や演習、資格試験の勉強、そして研究だけでなく、サークル活動も大切です。勉強や研究の息抜きや気分転換にもなります。ちなみに、私は、ソフトボール同好会の監督(図4)、そして弓道部の顧問(図5)として、学生と一緒に活動しています。

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宮城学院では、こんな風に学生と教員とが一緒になって大学生活を楽しんでいます。皆さんも、ぜひ一度、大学を訪れてみてください。

 

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