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心理行動科学科 准教授 森康浩

2017.10.16

こんにちは。心理行動科学科の森康浩(もりやすひろ)です

専門は社会心理学で、環境問題に配慮した行動がどうしたら促進されるのかについて研究しています。
なぜ社会心理学者が環境問題を研究しているの?と疑問に思うかもしれませんが、これには理由があるのです。

社会心理学は社会的な場面での人々の心や行動に注目しています。
例えば、ごみを捨てる際にごみ箱が近くにないからその辺に置いておこうという行動を一人がやっているのであれば、そこまで大きな問題とはなりません。しかし、これをみんながやったらどうなってしまうでしょうか?いろんなところがごみであふれかえってしまいます。
つまり、みんなが「自分だけなら大丈夫だ」と思って楽な行動をとると、社会全体で見たときに大きな問題が発生してしまうのです。

こういった行動の背景にある現象は環境問題以外にも、商品の値下げ合戦、違法駐輪などにもあてはまり、生活のいたるところで見られます。

これまで挙げたものはほんの一例にすぎません。これ以外にも私たちの日常生活の中には、たくさんの心理学的な現象が隠れています。

私のゼミでは環境問題以外にも、学生が普段の生活から社会的な問題やよくない結果に陥っていることを対象に、観察や関係する人への聞き込み、社会実験を行い、どのようにしたら改善する糸口をつかめるのかを実践しながら学んでいきます。

1年生のゼミである心理行動実践セミナーで、「イベントにおける心理と行動」をテーマに、お祭りでの購買行動や七夕の際のごみのポイ捨て、コンサートに行く際のファンマナーについて検討をしました。
その成果を11月23日(祝)の「ココロサイコロ2017」で発表します。
場所はAER 2階 アトリウムです。

心理行動科学科でどのようなことを学んでいるか見ることができる良い機会だと思うので、ぜひ足を運んでください。お待ちしております。

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