ミヤガクのことがわかる絶好のチャンス!オープンキャンパスに行こう

音楽科 教授 副島謙二

2017.06.27

皆さん、こんにちは。学芸学部音楽科で管楽器(クラリネット)を担当しております副島 謙二です。音楽科は2015年度までは管楽器の専攻科目はフルートだけでしたが、2016年度より新たにオーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンが開講されました。これまでは管楽器を勉強しようと思ったら東京等の音楽大学へ進学しなければ勉強できなかったのですが、これらの専攻楽器が宮城学院女子大学で勉強できるようになりました。

クラリネットの専攻実技についての授業内容は、スケール、エチュードといった基礎的なトレーニングと、モーツァルト等の古典派の作品からフランス等の現代曲までを学ぶ個人レッスンが中心です。そのほかに、室内楽、オーケストラなどの授業もあります。学内の定期試験はもちろん、オープンキャンパスでの演奏や、学科主催の演奏会、学内行事での演奏など、発表の機会が数多く設けられています。

オープンキャンパスでの演奏(2017年4月)

ここで私の経験を少しお話させてください。
管楽器奏者のほとんどが吹奏楽経験者だと思います。早朝の朝練から暗くなるまで厳しい練習(部活動)をし、吹奏楽コンクールを目指して頑張ってきたと思います。私も中学校に入学して吹奏楽部でクラリネットを始めました。本当はトランペット希望でしたが、先輩の一言「お前、クラリネット!」でクラリネットになった訳です。その先輩のおかげでこの年齢になるまでクラリネットの音が大好きで、楽器と共に生活してこれたのです(人生、わかりませんね)。今ではその先輩にとても感謝しています。

音楽科教員コンサート(2016年10月)

中学、高校時代の思い出のほとんどは吹奏楽のことばかりです。さらにクラリネットを勉強したいと思い、音楽大学に進学しました。大学では吹奏楽の授業もとても楽しかったのですが、オーケストラや室内楽でヴァイオリン等の弦楽器と一緒に演奏する機会が増えました。今までスクールバンドの吹奏楽でがむしゃらに吹いてきたのですが、弦楽器と一緒に演奏する時は繊細なデリケートな音色を要求されました。そこから浮かび上がってくるような管楽器の響きがなんともいえない新鮮な感覚でした。

宮城学院クリスマスチャペルコンサート(2016年12月)

その後、山形交響楽団で2年半、仙台フィルハーモニー管弦楽団で34年半、オーケストラ奏者として活動してきました。オーケストラが主な活動の場となったことで、少し吹奏楽から遠ざかった時期には、「吹奏楽とオーケストラは違う」と考えたこともありました。しかし、50歳くらいだったと思いますが、確かに弦楽器があるかないかで響きは違いますが、音楽の本質は同じなのではないか、と思うようになりました。

今年度から宮城学院中学校高等学校の「ウィンドオーケストラ」(吹奏楽)を指導することになりましたが、かつて自分が学生だった頃の吹奏楽への情熱とプロとしてのオーケストラでの経験を融合させたいと思っています。

中高ウィンドオーケストラ

第1回定期演奏会(2017年6月)

これから大学で管楽器を学んでみたいと考えている人の中には、いろいろ経験の違いはあると思いますが、厳しい吹奏楽(部活動)やオーケストラ、個人レッスン等を経験してきた人であれば、ソロ、室内楽、オーケストラ、吹奏楽、どんな音楽でも柔軟に吸収していけると思います。ぜひ、この宮城学院女子大学で一緒に勉強しながら、管楽器の世界を追求していきましょう。

エッセイ トップへ

リレーエッセイの記事