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現代ビジネス学部 現代ビジネス学科教授 宮原育子

2017.01.30

皆さん、こんにちは。現代ビジネス学部の宮原育子です。
現代ビジネス学部は今年4月にスタートしたばかりの学部です。

後期になり、一般教育科目に加えて、学科の専門基礎科目でビジネス関連の講義と少人数グループでのフィールドワークなども本格化しています。現代ビジネス学科では、講義室での学びだけでなく、地域に飛び出して、現場で自治体関係者や事業経営者からお話しをお聞きしながら、ビジネスの在り方に触れています。

現代ビジネス学科での私の担当は観光ビジネス関連の講義です。観光(ツーリズム)は、「レジャーや遊び」のイメージが強いですが、研究やビジネスの面からとらえると、地域の自然や社会に暮らす人々(ホスト)と来訪者(ゲスト)とを結びつけ、出会ったモノやコト、人々から、新しい発見や学びを受け取ることができる、とてもクリエイティブな活動のひとつです。

<変わりゆく町>宮城県の南三陸町の復興の様子を見学
(2016年11月 宮城県グリーン・ツーリズムネットワーク大会のワークショップツアーにて)

近年は観光も多様化して、有名観光地を訪れる「観光地観光」だけでなく、小さな町の農村を訪ねる「グリーン・ツーリズム」や、地域の豊かな自然と生態系との関係を学ぶ「エコツーリズム」、伝統文化を体験し学ぶ「文化観光」、地域のものづくり工房や工場を訪ね、産業の歴史を学ぶ「産業観光」など、楽しく遊びながら、学ぶことのできる観光も盛んになってきています。観光庁ではこうした目的をもった様々な観光を「ニューツーリズム」と呼んで、「観光立国」推進のメニューとしています。

<新たなビジネスのスタート>宮城県東松島市 「あぐりフードなるせ NOBICO」
(2016年11月 宮城県東部地方振興事務所の石巻圏観光モニターツアーにて)

私自身は、2011年3月11日の東日本大震災以降、被災した地域の観光による復興活動に関心を持っており、主に宮城県内の被災地域のイベントやモニターツアーなどに学生たちと参加しています。震災から5年がたちましたが、地域では人口の減少が止まらないことから、町の元気がなくなることを懸念しています。こうした地域にとって観光は、他所からの人々を地域にいざなう大変重要な活動です。住民や移住者による観光客用のお土産品の開発や、カフェ開業など、新しい観光関係のビジネスの起業なども目立ちます。被災地は新しいビジネスが生まれる最前線ともいえます。

<震災地域で盛んな商品開発>宮城県女川町の土産物店
(2016年11月 宮城県東部地方振興事務所の石巻圏観光モニターツアーにて)

現代ビジネス学部では、激動する現代社会の中で、変化をチャンスとして生き抜く企業や団体、変化の中から生み出される新しいビジネスを「観光、国際、地域」の分野から実践的に学んでいきます。そして、同時に現代のビジネス界で女性が活躍していく道筋を考えていきます。現代ビジネス学部で私たちと一緒に学びませんか?

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