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現代ビジネス学科 教授 伊藤忠治

2016.08.01

初めまして。現代ビジネス学科の伊藤忠治です。この学科は本年4月に開設された新学科です。今回は、1期生の学生活動と私の研究活動や講義の内容について紹介しましょう。

現代ビジネス学科1期生は、大学生活にも慣れて新しい友達もできたようです。時々私の研究室に来て、和気あいあいと談笑する機会も増えました。6月は、泉パークタウンの「タピオ」を視察・見学しました。夏休みには日本銀行、東京証券取引所、銀座松坂屋、渋谷109、原宿表参道・竹下通り、吉祥寺アトレなど、ビジネスの最前線を現地視察する予定です。学生が新しい学科の伝統を築くためにグループ活動に自主的に取り組んでいる姿が、大変頼もしく感じられます。

さて、私の研究活動は、「産学官金」(企業・大学・役所・銀行)連携による地域経済の活性化を促進する組織・団体の活動を支援することです。

 

都市銀行に勤務して融資営業活動で培った「融資審査の眼」と中小企業診断士としての「経営診断の眼」を駆使して、実践活動に基づいた経営理論を構築したいと考えています。
経済のグローバル化とIT(情報技術)が急速に進展し、ビジネス社会だけでなく国民生活にも急激な変化が生じています。こうした変化に適応した経営戦 略や組織変革を実行しなければ、どんな企業も生き残ることができないからです。

 

現代ビジネス学科では、経営戦略、経営財務などの科目を担当しています。これらの科目は、企業が環境変化に適応して、継続的に事業を存続していくために必要な知識・理論を学ぶ講義です。経営戦略では、企業が新技術・製品の開発、新市場・顧客の開拓など、経営戦略を展開する基本的な理論や方法について事例を参考にして解説しています。経営財務では、企業は、経営活動するために必要な資金の調達・運用の方法などを講義しています。起業家は、会社を設立して、資本金(もとで)を集めます。店舗を借りて、商品を仕入れ、人を雇うためには、資金が必要だからです。業容(売上・利益の増加)が拡大すると、仕入れ先との取引量が増加し、多額の資金が必要になってきます。このために銀行で借り入れする必要が出てきます。こうしたビジネスは、「信用取引」によって行われています。

ビジネス社会では、こうした信用取引を維持するために「信用調査」を行っています。信用調査には、企業の経営実態を把握する手法である経営分析という手法を活用しています。経営分析は、一般に財務諸表(貸借対照表、損益計算書、製造原価明細書など)を資料として、そこでの数字を分析・検討し、経営内容がどうなっているのかを判断することを言います。この財務諸表は、企業を構成する要素である「人・もの・金」が有機的に結合し、継続的に経営するための活動記録を会計規則に則って作成されます。例えば、金融機関が財務諸表を分析する場合、通常は、収益性、安全性、成長性の視点から諸比率を算出し、経営指標などと比較して検討します。さらに取引先を訪問して分析結果を裏づける事実を聞き取り、調査報告書を作成します。すなわち財務データと非財務データを総合して融資審査をします。

聞きなれない専門用語が出てきたので、少し難しく感じたかもしれませんが、講義では理論や分析方法を学び、実在する企業の財務諸表を資料にして経営分析を実践学習します。私の担当する科目は、ビジネスの主要な実践的科目です。こうした経営分析の手法を活用して、経営の実態を把握すること、経営戦略を考えること、成長企業を見つけることは講義の楽しい目的です。

如何でしたか。興味を持った方は、本学でビジネスの基本的な仕組みや経営の実態を把握する手法、経営戦略の策定方法などを学びませんか。

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