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教育学科 健康教育専攻 助教 篠原秀典

2016.06.29

こんにちは。篠原秀典です。新設の教育学部教育学科の健康教育専攻に所属しています。宮城学院では、昨年の10月から勤務させて頂いており、33歳新米教員です。赴任して以来ずっと感じていることですが、「宮城学院の環境素晴らしい!!」歴史を感じさせる風格のある校舎や、ゆったりとした時の流れを感じさせるような景色。心が洗われ、頭の中がすっきりします。このような中で学生とともに学べることに日々感謝しています。

宮学から体育の先生

今、宮城学院では教育学部を新設し、その中の新しい取り組みの一つとして、今年度より中学校、高等学校の体育の教員の育成を行っています。私はその中の「実技」の部分を担当しています。一年生とともにスタートした授業ですが、学生は私の授業の中で、「スポーツ実技」として、「陸上」「器械運動」「体つくり運動」「水泳」「ソフトテニス」「ソフトボール」「バスケットボール」などなど・・・盛りだくさんの競技を行い、各種目の特性、ルール、測定方法や安全管理などを、実践を通して学びます。また、その中でもさらに大切な、『スポーツの楽しさ』を伝えられたら最高だと思っています。

私とソフトテニス

まだ短い人生ですが、結構極限の状況を体験し、様々ことを考えさせられました。私にとっての『そこ』はソフトテニスという競技の現場でした。良く言われますが、こんな顔して今も日本代表として世界と戦っております!!

体育一家に生まれ、親、兄弟全員が体育の先生です(笑)そんな中で物心つく頃からソフトテニスをやっていました。ありきたりですが、小学校の文集の将来の夢の欄には、「ソフトテニスで日本一」と書いてありました。ですので、私は小学生の時の夢を叶えました・・・今思うとそれは難しいことではなかった気がします。才能というものがあるのか分かりませんが、私に特別格段のセンスのようなものがあるようには感じません。しかし人に誇れるものはあります。昔から誰よりもソフトテニスが好きで、誰よりも情熱をもって取り組んだと自負しています。とても幸せな事ですが、好きな事を、誰よりも好きなだけやっただけなので、困難だったとか、努力したとか思ったことはありません。そのために犠牲にしたものはありましたが・・・迷惑をかけた人や苦労させた人もいるかも知れません。ごめんなさい。

継続は力なり

今の私は、教育者としてはまだまだ未熟かも知れません。これから私と関わってくれる学生たちの為に、たくさんの事を学ばなければなりません。しかし今、学生たちと同じように、夢や目標を追いかける、または探す、という同じフィールドにいるからこそ伝えられる事もあるのかなと思います。そこで一言、

 

『夢は叶いません!!』

 

(゚Д゚;)と思いますよね。こんなこと言ったら教育者失格です。でもそう思っています。

ただし、『夢は逃げません!!』 しかし一定の場所では待ってくれません。いつも動いています。状況は常に変わります。

先ほど夢を叶える、目標を達成する為に、特別に努力していないと言いましたが、やはり普通のことをやっているだけでは無理なようで、人に聞くと、私もかなり異常な事をやっているようです。勿論、練習やトレーニングは課題や内容を考え、誰よりもやろうと心がけています。でもその他のほとんどの取り組みは、他の誰にもできないことなどではなく、恥ずかしいくらいくだらないこともあったりします。

恩師にもらった言葉の一つに「あせらず、あきらめず。」という言葉があります。まさにこれです! 重要なのは継続です。昔から「勝つために」続けていることですが、まずは好きな物を我慢する。私は大好きなアイスを食べていません!(ご褒美の特例はありますが・・・)、それと、疲れたと言わない、ため息をつかない、常に姿勢良くなどなど。本当に大したことない、誰にでもできるような普通ことに普段から気を付けています。しかし!驚くことに、これを物によっては20年近く続けています。こうなってくるとおそらく普通じゃないです。異常です。

このように大したことじゃなくても、誰にでもできるようなことでも『継続』することによって大きなことになるのです。これが異常と言われることの一つです。

成功を掴む

では実際の勝負の現場になったとき、何がその勝敗を左右するのか。

その最後の決め手になるのは、「準備」と「運」だと思っています。

「準備」に関してはスポーツ、仕事などほとんどの物事に共通すると思いますが、そこに対してどれだけ満足いく練習や作業ができたのか、どれだけの期間と情熱をかけてきたのか、どれだけの人が応援してくれるのか、など自分のバックグラウンドが自信となり、大事な勝負所での的確な判断と決断に繋がります。

「運」は良い方です。そして、この「運」という曖昧なものは図らずとも訪れるものではなく、溜める、または操るものだと思っています。「徳を積む」という言葉がありますが、日頃から、小さな地道な事に取り組み、できる範囲ですが、世の為・人の為になるようなことをし、ここ一番!自分が一番成功させたい!と思っているところで、この少しずつ溜めた「運」を使うのです。使えなかったら足りなかったという事です。もしかしたらそれは、運ではなく地道に培った自分の力なのかも知れませんが、成功させるためには必要な事だと思っています。

 

という事で皆さん、こんなことが、私がソフトテニスを通じて経験してきたことです。長々と語られて飽きてしまっているかもしれませんが、皆さんにも自分だ けの『そこ』を見つけ、没頭してほしいと思っています。まだ見つけていない人は宮城学院で見つけましょう。もうある人は育てましょう。さらに熱い気持ちに なりたいという方は体育館、グラウンド、またはテニスコートでお待ちしています!!

 

 

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