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生活文化デザイン学科教授 安部 新一

2011.11.18

皆さんこんにちは、生活文化デザイン学科の安部新一(あべ・しんいち)です。
私の専門は、流通経済学、消費経済学です。大学ではその他にマーケティング論や社会調査法演習なども教えています。

ここでは、日頃ゼミ生と進めている研究室活動や、ゼミナールでどのようなことを学び、どのような活動を行っているのか、その一端をご紹介しましょう。

 さて、みなさん! ファストファッション商品を購入されていますか。購入されている方は、ユニクロ、しまむら、さらにはGAP、H&M、フォーエバー21、ZARAなど、どの店舗を利用し、どのような商品を購入しましたか。また、その店舗、その商品を選んだ理由は何ですか。
 こうした消費者のニーズや購買行動は、新たな商品の企画・開発を行うために必ず必要とされる重要な情報なのです。これらの情報なくして新規の商品開発は行えません(2年生開講の「消費経済学」で学びます)。

みなさんに、もう一つお聞きします。
みなさんが日常身につけているユニクロやH&Mなどファストファッション商品や日頃食べておられるカップ麺等の加工食品、食材の野菜や果物などは、どのようなところで製造・生産され、さらにどのような流通ルートで皆さんが日頃購入されるスーパー等量販店、アウトレットモールや専門店で販売されているのか、考えたことがあるでしょうか。また、こうして販売される新商品は、消費者のニーズを含め、どのような情報を得て、開発されているのでしょうか。さらに、そうした商品を皆さんに知ってもらうために、CMや雑誌などでの広告宣伝活動や店頭での販売促進活動をどのように行っていけばよいのでしょうか。
こうした一連の活動こそ、(皆さんもお聞きになったことがあると思いますが)「マーケティング活動、又は戦略」と言われているものです(2年生後期の「マーケティング論」と3年生の「流通経済学」で学びます)。

・ いかに消費者ニーズにマッチした商品を企画・開発するか。
・ 企画した商品を国内又は海外で製造し、その商品を効率よく短時間に小売店まで輸送するルートと輸送手段を構築する。
・ さらに、小売側ではどのような販売促進活動を行っていくのか

 こうしたマーケッティング活動について、講義やゼミナール、研究室活動でゼミ生と一緒に分析・検討を行っています。

もっとも、流通経済やマーケティング活動は日々活動が行われているものなので、大学での基本的な勉強の他に、学外に出て生きた経済活動の現場を見学し、現場の方の説明を聞くことはとても勉強になります。また、自分たちが将来、どのような仕事を行っていくのか垣間みられる絶好の機会でもあります。

それでは、3年生と4年生との日々のゼミ活動と研究室活動の一端を掲載している写真からご紹介したいと思います。

  • 2年生の社会調査法演習では、毎年山形県のJA天童と関連会社の㈱ジェイエイてんどうフーズの関連施設(米のライスセンター、果実の選果所、販売店等)と通信販売を含めて販売戦略の講話をお願いしています。ここでは、生産者である農家の方が収穫・出荷した生産物の選別・箱詰め作業など流通活動の現場と通信販売・店舗販売の方法と商品開発などを実地見学しています。

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3年生のゼミナールでは、仙台市中央卸売市場を見学します。仙台市職員の方に市場の仕組みについてお話しいただき、具体的な取引の現場を見学し、皆さんが購入されるスーパーや生協の店舗へ配送されるまでの流通活動を理解します。

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また、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県など)のスーパーや食品メーカー(雪印乳業チーズ工場、キユーピー工場、伊藤ハム工場など)への見学旅行を実施しています。
スーパーでは、店長や本社の担当部長、さらには日本スーパーマーケット協会理事の方々から店舗のレイアウト、商品の品揃えや陳列方法、店頭での販売促進活動など、店舗内を見学しながら説明を受けます。また、今日の厳しい就職状況を踏まえ、本社の人事副部長兼教育部長に採用人事や採用したい人物像などのお話も伺っています。

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雪印チーズ工場では、一般見学者が入れない工場の製造ラインにまで入らせていただき、製造ラインを見学します。見学後は、製品説明や新商品の企画・開発に伴うコンセプトなどについても学びます。最後は……食べきれないほど(?)試食させていただいています(笑)。

 大学の中での学びも重要ですが、積極的に学外に出て、生きた経済活動の現場を見ることで、さらに知識を深めていただきたいと考えています。

 皆さんも、私たちといっしょに学びませんか!

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