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新商品の開発に取り組んでいます【石原ゼミ】(課題研究報告)

2019.08.02

現代ビジネス学科の石原ゼミ(ビジネス課題研究ゼミ)では、マーケティングの理論を考察するとともに地域資源を活用した商品開発事業を実証研究の一環として推進しています。このたび、石巻市の水産加工会社、製パン業を営む事業者、小麦を生産する農事組合法人と連携しながら石巻おでんプロジェクトの関連商品である「ニュー石巻おでんバーガー」を開発することになりました。

「石巻おでんバーガー」は、2017年に当時の石原教授が指導するゼミ生たちによって開発され、教授がアドバイザーを務めている道の駅「上品の郷」で定番商品としてすでに販売されていますが、今回開発しているものはリニューアルバージョン。具材となる練り物に加え、バンズもオリジナルタイプのものを開発することになりました。原料の選定に際しては、石巻産を第一に考え、入手できない場合は宮城県産や国内産をセレクトする方針です。

オリジナルの練り物は、国産スケトウダラ100%のすり身に加え、石原研究室が学校給食用の食材として開発した金華さばのレトルト中骨(水産加工後に残る中骨を加熱加圧したもの)を配合しています。また、バンズの原料となる小麦は、宮城県の新品種である「夏黄金」(石巻市河北産)をベースに、石巻市産の米をお粥にして配合してます。ソースも地元産にこだわり、金華さばと宮城県産ギンザケのレトルト中骨を主原料に、サバ味噌タイプとタルタルタイプの2種を開発しました。ここまで地元産の原料にこだわる理由は、「商品はあくまでも手段、目的は地域産業の活性化!」というゼミのポリシーを掲げているからです。

画像は、8月1日(木)の課題研究ゼミの際に試作した新商品のプロトタイプ(試作品)です。よく「現代ビジネス学科なのに調理実習をするのですか?」と尋ねられることがありますが、商業実践的な実証事業に取り組んでいる石原ゼミでは試作作業は日常的な取り組みであり、学内に加えて連携企業の工場や調理施設でも試作作業を行うことがあります。石原ゼミでは「発想重視」による(アイディアだけを提示する)商品開発のあり方を否定するわけではありませんが、座学や理論学習では得ることができない「具体的な知見」や「ビジネスマインド」を事業に関わることによって修得していきたいと考えています。

「ニュー石巻おでんバーガー」の開発は、商品開発プロセスの理論を踏まえながら各種作業を進め、9月以降に試験販売と消費者調査を石巻市内外で実施しながら市場適応性や消費受容性について分析していくいく予定です。

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